管理職が委縮して指導ができない!?
セクハラ・マタハラ・パワハラなどに関する法律ができ、ハラスメント対策が企業で強化され様々な取り組みをしている昨今。
そこで新たな問題が・・・。
管理職がすっかり委縮しているというお話をよく聞くようになりました。
指導とパワハラは違うものなのですが、パワハラになるのではないかと、指導するにも躊躇してしまうという事態が起こっているようです。
パワハラにならない指導の方法がわからない。
本来しなくてはならない指導が億劫になる。
揚げ足をとり突っかかってくる部下がいて指導する気にならない。
このように、ハラスメントを気にするあまり指導ができないのは大問題です。
また、ハラスメントを逆手に取り何でもハラスメントだ!と訴えてくる従業員が増えてきているそんな現状もあります。
これを逆パワハラやハラスメント・ハラスメントなどと言います。
この厄介な事態に現場は翻弄されている。
このような状態が長く続くと企業全体にまで悪影響を及ぼし、職場環境の悪化、生産性の低下、利益率まで低下してしまします。
社会保険労務士/大﨑友和
そもそも、ハラスメントはどういうことなのか?
セクハラの定義
マタハラ・パタハラの定義
パワハラの定義というものがあります。
管理職・従業員双方が実はあいまいな情報でハラスメントを認識している、そんな状況が見受けられます。
ハラスメントは共通認識を持つことが大事です。
まずは、管理職の人がハラスメントとはこういう定義なのだという正しい知識と理解が必要です。
そして従業員にもハラスメントとハラスメントではないことの区別がわかるような研修を取り入れる。
企業全体が共通の認識を持つことで、お互いに働きやすい職場になります。
誠コンサルティング社労士事務所では、管理職向け・従業員向けと企業のご要望に合わせて研修のお手伝いをいたします。