▶仕事と睡眠時間の関係
睡眠不足は睡眠障害によって仕事の集中力、注意力、記憶、学習能力が低下します。
仕事のミスが増えるだけでなく、メンタルも悪化、日常生活の質も低下してしまいます。
適切な睡眠時間は個人差がありますが、睡眠不足の慢性化は
肥満、高血圧、心疾患などの発症リスクが上昇し死亡率にも影響を及ぼします!
長時間労働や育児や介護などにより、現代の社会人は睡眠時間が短くなりがちです。
▶成人は睡眠6時間以上を推奨
厚生労働省の検討会は「健康づくりのための睡眠ガイド2023」を取りまとめました。
小学生は9時間時間から12時間
中高生は8時間から10時間
成人は6時間以上以上を
目安に睡眠時間を確保するように推奨しています。
▶睡眠休息感を高めることが大事
食生活や運動等の生活習慣や寝室の睡眠環境を整えて睡眠休息感を高めることが必要です。
・寝室にスマホやタブレットを持ち込まないようにする
・カフェインの入った飲料を控えるようにする
・日中は運動をして夕食は早めの時間に少なめに。
・就寝1~2時間前に入浴
寝酒や薬に頼らず生活や仕事の仕方を見直しましょう。
▶仕事量を見直しましょう
大量の仕事を一人で抱え込んでいる人は仕事量や内容、作業手順などを見直してみましょう!
チームで仕事をしている場合は仕事を分担して負担を軽減させることが大切です。
人手不足の場合は、業務の効率化や従業員を主の業務に注力させるために
業務の一部を外部に委託するアウトソーシングを活用することをご提案します。
社会保険労務士/大﨑友和