令和6年度最低賃金の目安 全国一律「50円」引き上げ!
目安どおりに各都道府県で引上げが行われた場合
全国加重平均は1,054円となります。
全国加重平均の上昇額は50円(昨年度は43円)で
昭和53年度に目安制度が始まって以降で最高額となります。
引上げ率に換算すると5.0%(昨年度は4.5%)となります!
社会保険労務士/大﨑友和
最低賃金の推移 (全国加重平均額)
令和1年度 901円(+27円)
令和2年度 902円(+1円)
令和3年度 930円(+28円)
令和4年度 961円(+31円)
令和5年度 1004円(+43円)
政府は令和5年に最低賃金1000円を達成しています。
2030年代半ばまでには全国平均最低賃金1500円を目標にしています。
埼玉県の最低賃金
令和元年10 月1 日 926
令和2年10 月1 日 928
令和3年10月 1 日 956
令和4年10月1日 987
令和5年10月1日 1,028円
令和6年は目安通りですと、1,078円になる予定です。
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私が高校生の時代のアルバイトの時給は600円代だった記憶があります。
同い年のスタッフは時給の良いアルバイトを探して800円だったと言っていました。
もう、あれから30年以上経っているにしては、全然賃金の上がらない30年ですね。
先進国では1500円は当たり前
アメリカ(州によって違います)やイギリスは最低賃金2000円を超えています。
今年アメリカのカルフォルニア州ではファーストフード店の従業員が
時給20ドル (3100円)に引き上げられたというニュースを見ました。
言葉がでませんね・・・。