誠コンサルティング 社労士事務所

アルコールハラスメントと飲酒運転、防止で楽しい忘年会を

今年もあっという間に忘年会シーズンがやってきました。すでにいくつかの会に参加しましたが、今年は初めて「昼忘年会」にもお招きいただき、参加してきました。

昼間の開催は、女性スタッフへの配慮や、夜の参加が難しい方でも出席しやすいなど、働き方に合わせた新しいスタイルとしてとても良いと感じました。

早めに始まり早めに終わるため、体への負担も少なく、こうした形の忘年会も今後増えていきそうです。

もちろん、忘年会といえばアルコール。アルコールハラスメント(アルハラ)や飲酒運転には十分注意しましょう。

アルコールハラスメント「アルハラ」とは

職場や飲み会の場などで、相手の意思や体調を無視して飲酒を強要したり、飲めないことを理由に嫌がらせや差別的扱いをすることを指します。

  • 「もっと飲め!」と無理にお酒をすすめる
  • 飲めない人に対して陰口を言ったり、軽んじる
  • 飲めないことで仕事上の評価や人間関係に影響を与える
  • 体調が悪いのに飲むよう強制する

アルハラは、無理な飲酒の強要によって健康を損なうだけでなく、職場の雰囲気や人間関係にも悪影響を及ぼす問題です。

飲めない人や少量しか飲めない人がいても、強制せず楽しめる雰囲気を作ることが大切です。

お酒の後は運転NG!飲酒運転とアルコール残り運転のリスク

忘年会や飲み会の翌朝でも、体の中にはまだアルコールが残っていることがあります。

これは、アルコールの分解が 肝臓でゆっくり行われるため です。

分解できる量には限界があり、飲んだ量が多いと翌朝まで残ることがあります。

体内にアルコールが残っていると、判断力や注意力、反応速度が低下し、運転などで思わぬ事故につながる危険があります。

「もう大丈夫」と思っても無理は禁物です。安全のために、タクシーや公共交通機関を利用するのが安心です。

厚生労働省から、飲んだお酒の純アルコール量や分解時間を簡単に把握できるWebツールを公開されています。

自分に合った飲酒量を知り、健康に配慮したお酒の楽しみ方を心がけることが大切です。

このツールを活用して、安全で楽しい忘年会を過ごしてくださいね。

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