先日、介護事業所さまへ片づけ研修に行ってまいりました。
今回は「片づけ・清掃」をテーマにした講座のあと、
実際に職場を片づける実践型の研修です。
座学では、片づけの考え方やポイントとあわせて、
日本の精神や、日本人が古くから大切にしてきた「場を整える」という営みについてもお話ししました。
日本では、場を整えることは単に物を片づけることではなく、
その場に集う人の心を整え、仕事や暮らしに向き合う姿勢を正す行為でもあります。
「整った場」には、人の心を自然と整える力があります。
そんな背景を共有したうえで、いよいよ現場へ。
外回りと1階フロアの2班に分かれ、作業をスタートしました。
「これは、こっちの方が使いやすいですね」
「ここを空けたら、動線が良くなりそう」
皆さんが自然と声を掛け合い、
互いを思いやりながら作業される姿は、
まさに「場が整っていく過程」そのもののように感じられました。
作業時間は約1時間ほど。
空間は見違えるほどスッキリとし、
光や風の通りも良くなったように感じます。
片づくことで変わるのは、空間だけではありません。
表情がやわらぎ、言葉が増え、その場に流れる空気が穏やかに変わっていくのを実感しました。
イキイキと、楽しそうに作業される皆さんの姿は、
思わず「神々しい」と感じるほど、静かな輝きを放っていました。
今回の研修が、日々の業務をより快適に、
そして心地よく働くための一助となれば幸いです。



